「リモートワーク」とは リモート(Remote:遠隔)とワーク(Work:働く)の造語で 「遠隔で仕事をすること」という意味です。 場所や時間の制約にとらわれず、よりフレキシブルな働き方 を実践できる自由なワークスタイルです。 オフィスに通勤せず自宅やコワーキングスペース、 カフェなど、その人にとって都合の良い場所で仕事をし、 オフィスで働くことを限定しない勤務形態のことです。 ほぼ同義の「テレワーク」や「在宅勤務」を 「リモートワーク」と総称されることが増えているようです。 言葉通りの意味では「遠隔で働くこと」になりますが、 イギリスのケンブリッジ辞典ではこう定義しています。 「従業員が自宅を主として働きEメールや電話を使って 企業とコミュニケーションを取る状況」。 1978年から発刊の歴史を持つロングマンの ビジネス辞典ではこう定義しています。 「従業員が、職場にあるシステムに接続されたコンピューター を使用しながら自宅から会社のために働く状況」 一口にリモートワークと言ってもその中には さまざまな働き方が含まれており主に以下の4つの種類に分けられます。 ◇ハイブリット・リモートワーク 正規雇用(正社員)対象のリモートワークで、 週のうち数日は企業のオフィス内で勤務し、 それ以外の日は遠隔で従事する形態。 ◇フルタイム・リモートワーク 正規雇用(正社員)対象のリモートワーク。 勤務時間100%を遠隔の業務により従事する形態。 家庭の事情などでの転居や、海外への移住などにも対応することができ、 有能な人材の離職を防ぐ有効な手段のひとつです。 ◇リモート・アウトソース 正規雇用者ではない外部契約の人材が、 勤務時間の100%を遠隔で業務を進行する形態。 通常、業務委託契約を結び対応。 ◇テンポラリー・リモートワーク テンポラリーとは、「一時の、臨時の」という意味で オンラインでのミーティングなど単発的に短い仕事を遠隔で業務を行う形態。 例えば、育児や介護などの突発的な状況にも対応できるのがメリット。 一言にリモートワークといっても今はこれだけの働き方が存在します。 私の場合は、基本的にはリモート・アウトソースですが週に1回は出社しています。 インターネット環境が普及・充実したことで 「会社に出勤して仕事をする」というこれまで当たり前と思われていた働き方が、 「リモートワーク」という新しい働き方を通じて、場所や時間の制約にとらわれず、 よりフレキシブルな自由度の高い働き方を実現可能にしています。 人生の中でたくさんのライフイベントがある女性には必要な働き方なのではないでしょうか? 女性が「結婚・出産・育児・介護・家庭の事情(夫の転勤等)」等の ライフイベントに直面した時、リモートワークの選択により 仕事を諦めなくてもよい社会になりますように! そして、ひとりでも多くの女性が自分らしく幸せに 生きていくことができる社会になりますように!